しょしごと。

賛否両論、自画自賛。明日天気になるがよい。

メアドときみとさよならCOLOR

メールアドレスの意味なんて今の子はわかんないだろうけど、30代のわたしにはとても意味があった。大体、メアド変えましたってやつは彼氏ができたか、別れたかどちらかだった。「迷惑メールが多いのでメアド変えました」って一言ぜったいいれるやつもいたし、「メアド変えました登録お願いします」だけの簡潔なやつもいたが、おいおい前のアドレスと比べるとなんか誕生日も関係ない日付けはいってんじゃんよ、迷惑メールじゃないじゃん、彼氏できたじゃん!なんてプリクラを待ちながら思った。

 

meccha-suki-kazu0707@vordafon…みたいな?(ボーダフォンの綴り忘れた)

 

絵文字が使えないから、携帯会社変える…的な?

 

そんな高校生時代を過ごしていた私が今、まったく使わないauのメールアドレスに並べている文字はまぁ、なんか普通で。

やり取りはSMSかLINEなこの世の中で、このアドレスでやり取りする事はなく、大体入ってくるものはメールマガジンだけだ。もういらなくない?と思うけどなくなったら寂しい。

そんなことを想いながら平成最後の夏、クリーニングにブラウス三枚をだして、部屋に戻るとかけっぱなしだったspotifyプレイリストから流れてきた曲に耳が止まった。

 

ああ、この曲のサビの歌詞は…もう連絡をとらなくなったあの子のメールアドレスの部分だって。

 

なんか、そういう思い出し方をしたんだよ。

 

 

 

 

大学四年間、ずっと仲が良くて。いや、頼りっぱなしで。私の部屋に来てはパンをくれて、汚れた部屋を片付けてくれて。むかつくこと、喧嘩したことたくさんあったけど、なんか最後はお互い一緒にいることが楽で。サークルの先輩と結婚したあの子の婚姻届けの承認になったなぁ。名古屋まできてくれたな。

 

私は、その子の結婚式にいけなくて。どうしてもその時仕事がばたばたしてしまって。

仕事を辞めてニュージーランドに行く時にサークルの結婚パーティーに呼ばれたけど、海外に行くんだっていっていかなかったんだ。お祝いしたい気持ちは確かにあったのになんとなくひねくれていた。ひねくれてたなぁ。結婚とか、そういうの自分にはもう無縁で、無職で、逃げるように海外行けばなんとかハクがつくって思っていた29歳だったんだ。自分は、誰とも違う、誰にも理解されなくていい、なんて。

 

だから、とびっきり明るく「仕事辞めて海外いくからいけないー!ごめーん!」てラインして、彼女からの返信は「大丈夫?心配なんだけど…」てきてくれたのに、明るく振舞って。

 

この間、ふとそんなやり取りが最後だったなんて思い出してLINEしたら既読はつかなかったな。携帯機種変したのかな?アドレスは…もうわかんないんだもんね。

 

別にケンカしたわけじゃないし、

嫌いになってないし、好きだし。

思い出の中にはずっと、彼女がいるわけだから、いつかまた会いたいけど無理にあえるようなもんでもないし、時はただ過ぎていくから。

 

なんとなく土曜のAM、流れてきたこの音楽で思い出すよ。

 

原付きに初めて乗る時駐車場のブロックにぶつけてこけそうになったこととか。

一緒に路上に出て歌を歌った事とか。

ギターが上手いあなたに甘えて、なんでも押し付けてしまったこととか。

ぜんぶ、いい思い出なんだけど、そちらはどう?

 

旦那さんとうまくやってんのかな。どうだろう。タバコを始めたのは私が先だったのに、今じゃきみのほうがヘビースモーカーかも。だって私辞めたし。

 

テナーとか、エルレが好きだった私と、

くるりとかナンバーガールが好きだったきみがいたあの大学四年間はくだらないほどくだらなかったね。まぁそういうことだ。

 

いつかまた、山手線のどこかで会えたらいいなぁ。

 

 

「なんだこのメアド、めっちゃポエミィ」て思って笑った私はもう、きみのアドレスの曲名にふと泣きそうになるぐらいになったよ。

 

さよならCOLORて、どんな色なんだろうなぁ?

 

 

サヨナラCOLOR - YouTube